017
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ごだ、
という、なにか重いものがぶつかる音がなかから返ってきた。
引き戸に指をあてて、僕はゆっくりと扉を開く。
「こんにちは」
僕は言った。
僕の目の前には、少女がひとり、真っ白なベッドに座っていた。
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